iPhoneを長く使っていると、「自分の使っている機種はいつまでサポートされるんだろう?」と気になりますよね。
しかし、Appleは「iOS 18は○年○月で完全サポート終了」といった一律の終了日を事前に発表することはありません。よくある誤解として「次の新しいiOSが出たら、古いOSのサポートはすべて終わる」と考えがちですが、実際は「メジャーアップデートの終了」と「セキュリティアップデートの終了」は別物です。
この記事では、それぞれの時期や現状についての正しい仕組みを解説します。
1. iOSごとのメジャーアップデートと現状のまとめ
Appleは毎年秋に新しいiOSを公開します。これに伴い、特定の古い世代のモデルが次のメジャーOSの対象外となり、一つ前のOSは「最新のメジャーOS」から外れることになります。
| iOSバージョン | リリース年月 | 次のメジャーOS登場 | 2026年10月時点の状況 |
| iOS 27 | 2026年9月 | ―― | 現行最新OS |
| iOS 26 | 2025年9月 | 2026年9月 | 最新OSではないが、iOS 26系は継続提供 |
| iOS 18 | 2024年9月 | 2025年9月 | セキュリティ更新継続中(※2026年8月に18.7.10なども提供) |
| iOS 17 | 2023年9月 | 2024年9月 | 最新OSではない状態 |
| iOS 16 | 2022年9月 | 2023年9月 | 2026年5月にも16.7.16が提供されるなど継続 |
| iOS 15 | 2021年9月 | 2022年9月 | 2026年5月にも15.8.8が提供されるなど継続 |
| iOS 12以前 | ―― | ―― | 古いOSでも更新が行われる場合あり |
※「次のメジャーOS登場」は、そのiOS自体のサポート終了年月を意味するものではありません。Appleは旧iOS向けにセキュリティアップデートを提供する場合があります。
2. 「最新OSの対象外=すべてが終わる」ではない理由
「新しいメジャーOSにアップデートできなくなった」からといって、その瞬間にiPhoneが使えなくなったり、セキュリティが完全に無防備になったりするわけではありません。
- セキュリティアップデートが続く場合がある
- 最新のiOSの対象外になった後も、過去のiOS向けにセキュリティアップデートが提供される場合があります。
- Apple公式のセキュリティリリースにもある通り、iOS 15やiOS 16、iOS 18などの旧バージョンに対しても、セキュリティアップデートが提供されています。例えば、2026年5月にはiOS 15.8.8とiOS 16.7.16、2026年8月にはiOS 18.7.10が公開されています。
- 提供期間は一律ではない
- Appleが「旧OSのセキュリティ更新は○年間行う」と保証しているわけではなく、状況に応じて個別に提供されるため、「いつまで続くか」を事前に断定することはできません。
3. ハードウェア修理サポートは「販売終了日」が基準
OSのサポートとは別に、本体の物理的な修理サポートには独自の基準があります。これはiPhoneの発売日からではなく、Appleがその製品の販売を終了した時点(販売店への供給停止日)が基準となります。
- ビンテージ製品(販売終了から5年以上7年未満):
- Apple公式での修理やバッテリー交換において、部品の在庫などの条件によって対応が制限される場合があります。
- オブソリート製品(販売終了から7年以上):
- Appleによるハードウェアサービスが終了し、サービスプロバイダは部品を注文できなくなります。
4. いつ買い替えるべき?判断のポイント
iPhoneの「サポート終了」や買い替え時期を正しく判断するには、年数という固定的な目安だけに頼らず、以下の要素を総合的に見ることが大切です。
- 最新iOSに対応しているか(新機能や最新のシステム環境が必要か)
- セキュリティアップデートが継続しているか(安全面での懸念が生じていないか)
- 必要なアプリが使えるか(各種アプリが求める動作環境を満たしているか)
- バッテリーの状態は問題ないか(極端な劣化や動作の重さを感じていないか)
- Appleの修理サポートを受けられるか(ビンテージやオブソリートに該当していないか)
手持ちのiPhoneが現在どの状態にあるのかを把握し、アプリの対応状況やセキュリティ、バッテリーの状態などを確認しながら、無理のないタイミングで次の機種への移行を検討しましょう。



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